ライフネット生命 定期育成採用

プロジェクトストーリー01

業界の歴史を動かした
日本初の「通信×生命保険」
プロジェクト

「auの生命ほけん」が生まれるまで

  • 金杉 貴仁
    経営戦略本部 事業開発部
    2015年6月入社

  • 堀江 泰夫
    経営戦略本部 事業開発部長
    2008年2月入社

ネット生保に、安心と信頼を。

2015年4月、KDDIとライフネット生命が提携。大手通信事業者とパートナーシップを結んだことで、これまでリーチしたくてもできなかった層に高品質・低価格な商品を届けることができる。そんな期待感がライフネット生命のオフィスに生まれていた。
「弊社は創業時から急速に成長してきましたが、7年目を迎えその成長曲線がすこし緩やかになってきていたんです。我々はなにかしらの大きな“変化”を必要としていました」と語るのはプロジェクトマネージャーを務める堀江泰夫だ。ネット生命保険は信頼できない。未だに残る抵抗感が、ライフネット生命にとって大きな壁となっていた。「これまでも認知度アップのために低予算ながらもユニークな施策や広報プロモーションに力を注いできましたが、大手生命保険会社に比べればまだまだ知名度は低く、消費者の方からの信頼を得るには不十分だったのです。そこに来てのKDDI様との業務提携。同社のブランドを最大限に活用させてもらうことで、我々が直面している難問にも一石を投じることができます」。
両社のなかで新しいものを生みだそう、生命保険業界に風穴を開けようという勢いが自然と生まれ、チームとしての強い結びつきが生まれた。しかし、このプロジェクトは今まで誰も成し遂げられなかった挑戦。“前例がない”ことには必ず理由がある。チームは発足当初から難問にぶつかることになった。

経験ゼロという名の力。

2015年6月、金杉貴仁がライフネット生命に入社。証券会社等で事業開発、M&A等を経験し、年間約40兆円市場と呼ばれる生命保険業界に挑戦することを決めた。「ネット生保のシェアは全体の1%にも満たない。そのポテンシャルの大きさは計り知れませんし、自分の手で新たな市場を切り拓きたいと思っていました」。
そんな金杉は入社後すぐに提携プロジェクトに抜擢される。業界の常識に挑戦するのは、自身が望んでいたこと。二つ返事で参加した。通常の保険募集に加えて、通信キャリアとの提携だからこそ実現できるサービスや施策を複数企画。業界未経験だからこそ生まれる金杉のアイデアが、少しずつプロジェクトを前進させる原動力となり、遂にこれまでの常識を覆す商品が世に出ることとなる。

非常識から常識へ。

2016年4月。KDDIのブランド名を冠したライフネット生命の商品「auの生命ほけん」が発表された。会場には堀江や金杉が今まで目にしたことがないほどの取材陣が集まり、テレビ業界の全局がカメラを壇上に向けていた。
「1年間、ギリギリの緊張感のなかで走り続けていたこともあり、商品が公表された瞬間は大きな感動に包まれました。」と語る金杉の言葉に、責任者を務めた堀江が続く。「KDDI様のブランドを活用させていただいたことで当初の目的だった安心感、信頼感の醸成が達成されました。正直、社内でも『本当に成功するのか』と半信半疑な意見もありましたが、狙いどおり今までとは異なる属性のお客さまからのお申し込みも増えている。我々の努力がようやく実を結んだことに素直に喜びを感じました」。「KDDIブランドやスマホデバイスへの注力によってこれまでリーチできなかった層にも商品をアピールできるという仮説を信じて取り組んで来ましたが、実際の契約者のデータを見て仮説が確信に変わりました」と金杉は言う。「今回auユーザー様向けに新たに作ったスマホファーストのシンプルなサイト構築も大きな後押しになったと思います。より気軽に保険を検討できるようになったことで、お昼休憩のあいまにスマホから加入された方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか」。
大成功をおさめたかに見える提携プロジェクトだが、堀江と金杉は「最初の一歩を踏み出したばかり」と声をそろえる。KDDIが誇る顧客基盤の最大活用、新たなニーズに合わせた商品の開発。ふたりが肩の荷をおろすのは、まだまだ先のようだ。