新卒一期生紹介/新卒でベンチャーを選んだ理由 大手も外資もある中で、どうしてベンチャーだったのか?その理由を聞いてみました。

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対談企画 新卒でベンチャーを選んだ理由

新入社員の前田と、企画部長の堅田。その共通項は「新卒でベンチャーを選んだ」ということです。そんなふたりの人生に向き合うスタンスや、ライフネットに入社した理由を、包み隠さず語ってもらいました。

Maeda Aya
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Katada Kohei

企画部長。1980年生まれ。東大在学中は国際NPOの日本代表。インドでのベンチャー企業立ち上げに参画したのち、外資系投資銀行、ヘッジファンドを経てライフネット入社。

「自分で考え工夫する人でないと、ベンチャーはツラいですよ」(堅田)
「私、サバイバルが大好きなんです(笑)」(前田)

それぞれの入社のきっかけ

堅田 まず、前田さんがどんな学生時代を過ごし、どんな就活をしてライフネット生命に辿り着いたのか聞かせてほしいな。
前田 私は最初、理学部に入学したんです。生物の非対称性をテーマに、メダカの研究をしていました。でも、細分化されたテーマを掘り下げていくよりも、たとえば理学部の中にたくさんある素晴らしいアイディアを誰かにつなげて、世の中に変化を起こすようなことが本当に私のやりたいことだと気づいて。大学院ではジャーナリズムを専攻しました。
堅田 つなげる、といってもいろいろな手法がある中で、記者として取材をし、マスに拡げていくことを目指していた?
前田 正直、どんなやり方が有効かわからなくて、最初に思いついたのがジャーナリズムだったという感じです。在学中にさまざまな勉強会やベンチャー企業に顔を出し、いいアイディアを実現する上では資金をどう調達できるかが重要なんだと知りました。将来的には、新しい変化を起こそうとしているベンチャー企業をサポートしていきたい。そのために必要なことを学べる会社は?と探して、ライフネット生命に出会ったんです。
堅田さんはどんなキャリアを経てこの会社を選んだのですか?
堅田 私は大学時代にAIESECで国際交流活動を行っていました。92ヵ国参加の会議に日本代表として出席したりする中で、さまざまなルーツや言語、カルチャーを持つ人が集まる場は、ストレスも大きいが新しいものを生み出すパワーも計り知れないものがあると知った。就活もこうした視点で行い、商社なども候補に挙げていましたね。
で、結局ファーストキャリアに選んだのは、ムンバイでインド人の兄弟が立ち上げようとしていたベンチャー企業。第一号社員のような形で関わって、会社を形にするまでのあらゆることを経験した。会社のブランドもネームバリューもないところから、信用を得て商品を買っていただくには、とかね。いい経験をしたと思います。
次はモルガン・スタンレー銀行。M&Aに携わりました。そして香港のヘッジファンドでファンドマネージャーを経験して、3年前、業務開始の準備に沸くライフネット生命保険に参加しました。
前田 ぜひ今度、堅田さんのこれまでについて詳しくお話をうかがいたい(笑)!堅田さんが就職先を選ぶときに、指針としているのはどんなことですか?
堅田 ひとつには、多様性の中で新しいものを生み出していく醍醐味があるか。多様性のある環境=国際的な環境と学生時代は単純に考えていた。この会社には今のところまだ外国籍の社員はいないけれど、国籍が違わなくてもホントに多様な人が集まっている。
それから、自分の成長と会社の成長がポジティブスパイラルになっていく、両方が実感できるとハッピーだなというのはありました。
前田 なるほどー。

多様な人材が集まる「求心力」とは?

堅田 ただ正直に言うと、こうした就職観も結局は後付けだなというところもあってね(笑)。本当は何よりも、この会社を好きになってしまったことが大きいですよ。出口(社長)のビジョンに共感して、自分が今まで培ってきたもので貢献し、一緒に夢を追いたいと。
前田 実は私も、ライフネット生命との出会いは一目惚れに近いです…。私は好きになったものにしか頑張れないし、青臭い正義を追うというか、人が「どうせムリだよ」というところを本気で目指したい性格で。出口さんも既存の体制を打ち破ろうとしている姿勢をみて「本気の会社だな」と思い、好きになってしまった。堅田さんのように様々な場でキャリアを積んできた方もそうなのだと思うと、何か嬉しいです!
堅田 妻に転職の相談をして「給料減るけど、いい?」と聞いたら「もう決めたんでしょ」と言われましたよ(笑)。前田さんの話を聞いていると、アタマで考える前に、心に聞いて決める人なんだなと思う。私も似ているところがあると思います。
心に聞いて決めたことをあらためて整理したらこうかもしれない…というのが、いわゆるロジックだよね。ロジックだけで人は納得できないから、このサイトを見ている学生さんには、ぜひ社員と会って、話をしてみてほしい。
前田 人から「どうしてベンチャーを選んだの?」「最初は大きな会社が良かったんじゃない?」と聞かれた時の答えは、私も後付けで考えて用意したように思います。
堅田 うちの社員は経歴も年齢もカルチャーもばらばらだけれど、結局好きで集まっているんだというのは感じる。それぞれにファウンダーへの共感や、フォロワーシップがあって。でもそのばらばらな人たちを(笑)ひとつにしている求心力は「いろんな人が集まってひとつのビジネスを追う面白さ」なんじゃないかと感じています。
前田 集まっている人たちが魅力的。みんなに話を聞いてみたい。そんな環境で仕事ができることは、私たち新卒社員にとってものすごく贅沢なことだと思っています。

ベンチャーで、求められること、鍛えられること

前田 堅田さんは、立ち上げたばかりのベンチャーも、モルガン・スタンレーのような企業も経験しています。働く上でベンチャーと大企業の違いって、何だと思いますか?
堅田 ベンチャーは、自分自身の力でどれだけ働けるか能力を試される環境だと思う。オフィスの備品を揃えることから、ネームバリューも実績もない中で信用を得て仕事を掴むことまで、ただ頑張るだけじゃなく、自分の頭を使って工夫しなければ仕事が回らない。
モルガン・スタンレーでは、入社1年目の社員にもアシスタントがついて、雑用のサポートをしてくれる。恵まれているけど、甘やかされた環境とも言えますね。あのインドでの経験を忘れたくないな、と思っていました。そういう意味で、自分の頭で工夫して仕事できる人でないとベンチャーはツラいよ、とは言えるでしょうね。
前田 実は私、サバイバルが大好きなんです(笑)。卒業旅行で1人でヨーロッパを回っていたのですが、スペインで手持ちの現金を使い切ってしまった。クレジットカードでATMから出金できるはずが、なぜかそれもうまくいかなくて。結局どうしたかというと、道端で似顔絵を描いて現金を稼ぎました。たまたま描かせてもらった女の子がカフェで働いていて「お腹すいたでしょ」ってサンドウィッチをくれたりして。「お金がない!」って普通パニックになるのかもしれないけれど、楽しかった。
堅田 前田さんのように自分の頭で考えてどうにかするのが好きな人はベンチャー向きかな。
もうひとつ思うことは…、ライフネット生命保険は「動物園」。ゾウもいればサイも、猿もうさぎもみんな一緒にいる。それぞれの領域で突き抜けた人たちが集まって、お互いの領域を学び合いながらひとつのビジネスを進めてきた。今まで私のいた会社というのは、ファンドマネージャーならファンドマネージャーのカラーがあって…たとえば爬虫類館とか、猿山とか(笑)ある一定のカテゴリーに収まる人が集まっていたと思うんですよね。
あと、ベンチャー企業で面白いのは、「この人がいてくれてよかった!」という人が絶妙なタイミングで入ってくること。この3年間、ずっとそうでした。どこのベンチャーもそうだという訳ではないかもしれないけれど、この会社はそういう運には恵まれている。
前田 面白いですね。
堅田 あのタイミングであの人が入ってこなかったら、このプロジェクトはなかったね、ということの連続。新しい人を迎えるごとにステージが変わっていく感があって、この人によってライフネット生命はどう転ぶんだろう?ってほんとうに楽しみになるよ。
今年、新卒一期生を迎えたこともそう。あなた方を迎えて、また会社のステージが変わっていく。まだ言えないけれど、どう変えていってもらうのか、すでに決めて動き出している部分もあるし。
前田 すごく気になる言い方しますね(笑)。
堅田 半年後くらいには、教えてあげられるかもしれません。期待していてください(笑)。