ライフネット生命 定期育成採用

重い課題、大解剖

重い課題、大解剖

“重い課題”それはライフネット生命の選考の入口。一風変わったこの課題に、新入社員3人は何を思い、どう向き合ったのか。重い課題に取り組むヒントを、赤裸々に語り合いました。

  • 浅野 早希 / 2019年入社
    セクシュアル・マイノリティに関する取り組みから興味を持った。

  • 窪川 さゆり / 2019年入社
    「本当に人のためになる仕事がしたい」と探していたところ、
    ライフネット生命のマニフェストや営業職員がいないというビジネスモデルに惹かれ興味を持った。

  • 重原 大毅 / 2019年入社
    大学一年生の時に、創業者の出口の講演会でライフネット生命を知り、興味を持った。

重い課題との出会い

窪川:みんな課題Bを選んだんだよね。

二人:そうだね。

重原:課題のテーマを見たときに最初に思ったのが、「重い(重たい)」という字よりは「想い」という字だなということ。内容的に「重い」んだけど、受ける側の「想い」を受け止めようとしている。自分自身も重い課題に向き合うことで深い自己内省ができたと思う。
就活の課題や面接って一方通行になりがちじゃない?「重い課題」は、この課題自体が受ける側にもメリットがあるように作られていると感じたんだよね。

窪川:私は課題Bを見た時に、「やりたい。自分に向いてる課題かも」っていう印象だった。作る作業自体もそんなに大変じゃなかったかな。

浅野:私も見た瞬間「やりたい!絶対私得意なやつだ!」と思った。少しも「重い」とは思わなくて、すごく楽しんでやりました(笑) 受かってやるぞ!って書いたわけじゃなくて、自然の流れでそのまま書いた。書いたことによって、自分の頭の中が整理できたよね。

窪川:「こういうことを書いたら採用されないかな」とか、そういう視点からは全然書いてないよね。

浅野:書いてないね、自分が書きたいことを書いた。

窪川:私も偽りはないし…正直なんだけど、二人ほどまでは深く書いてなかったかも。

浅野:窪川さんは深さを決めてたのかもしれないね。こっから先はいらないだろうみたいな。

重原:重い課題を提出して、「あれを書いとけばよかった」ってことはないな。全部さらけ出した。

浅野:私もない!とりあえず、「今の私はこれだよ。」って。

課題B

  • ・「わたしの正直さ」
  • ・「わたしが応援される理由」
  • ・「わたしの弱さ」

上記3つのテーマを、それぞれ表現してください。

  • ※納得できるまで自分と向き合ってください
  • ※自分の視点よりも、他人の視点を大切にしてください
  • ※手法にとらわれないでください、クリエイティブコンテストではありません

形式自由って本当?

重原:使ったツールは、自分がWordで、二人はPowerPointだよね。

窪川:そうだね。重原さんが読みもの、私がプレゼン、浅野さんが絵本って感じだね。

重原:文章にしたのは、「クリエイティブコンテストではありません」という言葉を見たからかな。

浅野:たしかに「どこからがクリエイティブコンテストになるんだろう、どこまでやって良いんだろう」 って思った。

窪川:きっとこの課題は「クリエイティブさ」では評価されないけど、 クリエイティブな課題を出してきたからといって、マイナス評価はされないと思う。

浅野:クリエイティブでごまかそうとしたらダメで、中身を見るからっていうことだよね。

「正直さ」は、自己PRではなく、自己開示。

重原:どういう切り口で書き始めるか。考えついたのが自分なりに「正直」という言葉を定義すること。「正直とは嘘をつかないこと」としてみた。

窪川:私も定義したな。最初「正直さ」と「誠実さ」って何が違うんだろうって思って。いろいろ考えた末に、正直さが「全く嘘をつかないこと」 に近くて、誠実さは「嘘でも良い嘘しかつかない」ことなのかな?と。それからなぜ、「誠実さ」ではなく「正直さ」を問うのかを考えた。お客さまに「比較し、理解し、納得して選んでもらう」ことを大事にしている会社だから、情報を取捨選択しないことがライフネット生命にとっての「正直」なのかなと。私の勝手な解釈だから合ってるかは分からなかったけど、そう考えたあとに、自分なりの「正直さ」を定義した。

浅野:なるほど。私がびっくりしたのは、重原さんの正直さに「元カノの話」が出てきたことかな(笑)

重原:いや、ありのままに書いただけ…(笑)。

浅野:アピールポイントから遡ったわけじゃなくて、純粋にこの課題のテーマから思いついたことを書いたんだね。
アピールというより自己開示…自分をありのままに、わかりやすく説明する姿勢なのかな。私は二人と違って、定義じゃなくて「どうして受けることになったかの経緯」を正直に話すことで自分の正直さを表現した。この内容にしたのは、自分のセクシュアリティ(性のあり方)のこと話しておきたかったから、っていうのもある。その反応でセクシュアル・マイノリティ(LGBT)についてライフネット生命が実際どう思ってるのかわかるでしょ?

二人:うんうん

浅野:その反応で自分に合う会社かどうか見極めようと思ってたんだ。

窪川:みんな着目するポイントが違って面白いね。課題の自由度が高いからこその面白さだね。

「応援される」は、自分だけでは書けない。

浅野:「応援される理由」も二人とやり方が違った。私の場合、応援されている意識はあったけど、応援される理由がわからなかったから、みんなにインタビューして言われたことをそのまま書くことにした。自分の主張が100%正しい自信はないから、「だったら、100%客観にしちゃおう」って思って、主観を全く入れないで作った。

窪川:じゃあ、この課題で「他己分析」ができたんだね。私も応援された実際の言葉を入れたんだけど、それは「本当に言われています」という客観的な裏付けが欲しかったからだろうな。

浅野:そうじゃないと書くの難しいよね。実際、応援するのは他の人だから。「わたしが応援される理由」では、実際に応援している人がいるのかを見ているのかなって思ってた。

窪川:浅野さんのインタビュー、全部口語体だから応援してる人たちをすごくリアルに感じるね。

浅野:マイナスなイメージになるかもしれないものも入ってる。私の妹の「いつかぶっ倒れそうなもろさが端々に感じられて、それがいい」とかね(笑)

全員:(笑)

浅野:窪川さんの課題には、インスタグラムのストーリーとか、LINEのトーク画面が出てきてるよね。SNSの砕けた内容も課題として出せるっていうのも独特だよね。

弱さなんて、他のESじゃ絶対書かない(笑)

重原:「弱さ」を箇条書きで書いて、そこから文章化していった。自分の場合は、頭の中に降ってきた順に書いていった。

浅野:降ってきた順がこれなんだ。確かに、順番が謎だよね。

重原:弱さは強さとコインの裏表という考えがあるけど、「強さに転じる」ものでなくて、弱さのままで書くことを心がけた。

窪川:弱さにぺージめっちゃ使うやん!めっちゃ語るやん!」って思った(笑)

浅野:「大好きなお菓子があると、すぐ食べちゃう」とか、人間味が出てて、「あ、人として存在してるんだな」ってすごく感じる。しかも、銘柄付きでの説明。

窪川:具体性があるからこそイメージが深まる感じがするよね。

浅野:ES の癖で、弱みも強みに変えようと頑張っちゃう人は結構いると思うんだけど、重原さんは「強さに転じきれていない弱さ」「克服できていない弱さ」を書いている。

窪川:私、弱さを「もっと書いて欲しかった」ってフィードバックをもらったんだ。(重い課題や各面接終了後はフィードバックをもらえることがある)当時は仕事に関するような弱みを聞きたいのかと考えてたけど、人となりを見たかったんだと今は思う。あと会社に自分の弱さを先に伝えておくのって心理的安全性みたいなものが醸成されるよね

浅野:私は「弱さ」では、自分が思っていることとまわりに言われることを混ぜて10個にまとめた。

窪川:浅野さんは「弱さ」を短所として書いたんだね。私、短所の中に弱さが入ってると捉えてた。

浅野:そういう感じなんだ!私、弱さ=短所でみてた。

窪川:いろんなとらえ方があるんだなと思った。そして、浅野さんの課題見やすいよね。「浅野さん取り扱い説明書」って感じ。

全員:(笑)

窪川:いい意味で先に等身大を知っておけるから、上司の人にとっても貴重な資料になるんじゃないかな。

重い課題に挑戦する人へ

重原:「正直な姿で取り組んでほしい」って言うと、「そうは言うけど、100%正直に出しちゃダメでしょ?」思っている人がいるかもしれない。「全然大丈夫」「ありのままに出して良いんだよ」って伝えたい。

窪川:むしろ正直に出した方がいいよね。

重原:そう、本音と建て前を使い分けなくっていいよ。ってこと。僕たちのこのメッセージもそうだけど、全部本音で「建前は一切ない」 と思ってる。だから、ライフネット生命をこれから受ける人にも、「本音」で向き合ってほしい。

浅野:この課題では「自由にやっても良いんだぜ」って言いたいね。あと重い課題は、自分の分身に近いから、それが認められる=自分が受け入れてもらえるってことだなって感じてる。 「面接にそのままの自分で行けばいいんだ」っていう自信につながるから、そう思えるくらいの課題になるように向き合ってみてください。

取り組むみなさんへのアドバイス

重い課題は自分の分身。

心理的安全性が得られます!

重い課題は自由な課題。

自分のありのままを
正直にぶつけましょう!

重い課題は想い課題。

自己内省につながります!